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フリーダイビング・岡本美鈴/ORISサプライヤー契約

2023年03月14日
https://www.value-press.com/pressrelease/314637
フリーダイビング日本代表・岡本美鈴、
継続的な海洋保全活動を行うスイス製機械式時計ブランド「ORISとサプライヤー契約

株式会社スポーツゲイン(本社:東京都港区、代表取締役:岩田かずみ)は、マネジメント所属のフリーダイビング日本代表選手・岡本美鈴が、スイス機械式時計の製造・販売を行うORIS SAの日本法人であるオリスジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:田中麻美子)と、ORISダイバーズウォッチ「AQUIS」のサプライ契約を締結させて頂きました。以降、岡本美鈴はORIS・AQUISを装着して国際大会に臨むと共に、ORISの海洋保全活動の有益性・効果を内外に伝達してゆきます。
ORIS SA社のサスティナビリティ活動は、スイス時計メーカー群を牽引する立場であり(後述:2021年、気候中立企業認定など)、特に海洋保全活動の継続性・探求性は、業界を超えたリーディングカンパニーと言えます。日本のオリスジャパン株式会社・田中代表からも海洋保全への理念を御伺いし、岡本美鈴の海洋保全への想いと一致した事から、本サプライヤーシップに至りました。

フリーダイビングは一息で深海100mまで潜る海相手の競技であり、時間との勝負でも有ります。故にダイバーズウォッチは命綱とも言える為に時計パートナーは必須な競技。フリーダイバー岡本美鈴は、自身で海洋環境保全活動(Marine Action)を行い、キャッチフレーズ「海を敬愛する・・・」を信念にしている事から、時計パートナーに望むのは「真の海洋保全活動メーカー」と長年探索していました。
一般論として、様々な業界でグリーンウオッシュという言葉が挙げられる程に、見掛けの活動や一時的な活動を行う法人が少なく無い中で、この度、「真のThink(思想・理念・思考)とAction(具体的行動)」を行う時計パートナーと出会い、信念・想いの共有する事ができました。将来的には、時計サプライ関係を超えた理念追求活動を共に行う事が期待されます。

一般的に機械式時計は、時間を知る機能は勿論、これまで「ステイタス(地位・身分・財力の象徴)」を表現するツールという色が濃い状況でしたが、これからの時代は「ステイトメント(主義・思想・信念の表明)」が重要と成ります。ORISが世界初でレギュラー販売している「Upcycleモデル(海洋投棄プラスチック廃棄物をリサイクルして文字盤使用)」を岡本美鈴が常に装着する事で、海洋保全への想いをORIS時計によって日常的に表現する事と成ります。このような個の自己表現を社会に訴求するミッションも頂きながら、岡本美鈴はORISと共に海洋保全活動に臨みます。


■岡本美鈴Profile
1973年1月30日・東京都出身、身長158cm、血液型O型。1995年に地下鉄サリン事件に遭遇、又、1996年に卵巣腫瘍を患った事で、「生きる」事を再考。幼少時から水泳苦手のカナヅチだったが、小笠原でイルカと泳ぎたい、一息での生命(生きる)を感じたいという想いから2003年フリーダイビング開始。以降、日本記録を更新して世界ランカーと成り、2010年には世界選手権・団体戦で念願の世界一に。この頃からメディア出演・掲載が増加、バラエティ番組にも。これまで数多くの国際大会・世界選手権等で金メダルを取得した事からメダルコレクターとして活躍、近年は後進育成にも力を注ぐ。日本代表女子のリーダー。
2010年、NPO ELNAと海洋環境保全活動「Marine Action」創設。2012年、麗水国際博覧会・日本館サポーター(SMAP草彅剛・さかなクン等と)に。キャッチフレーズは「海を敬愛するリアル・マーメイド」、趣味は「灯台巡り」。2023年3月時点のCWT(海中深度)自己記録は-100m、Static(息止め)6分10秒。
・URL=https://mimidive.com/
・所属=東京フリーダイビング倶楽部
・拠点=神奈川県足柄下郡真鶴町
・役職=フリーダイビングスクールPurna:主宰、(一社)人魚ジャパン・フリーダイビング協会:理事
    2012麗水国際博覧会:日本館サポーター、神奈川県真鶴町:真鶴町観光大使(2016年~)
    (特非)FEE Japan(BlueFlag認証):国内審査委員、㈱キヌガワ:KINUGAWAアンバサダー
    ㈱マリープラチーヌ:diremotionアンバサダー
・賞歴=2010、2012千葉県佐倉市:佐倉市特別表彰
・主な戦績
    2008年:世界選手権(エジプト):海洋団体3位
    2009年:世界選手権(バハマ):海洋個人CWT4位
    2010年:世界選手権(日本・沖縄):海洋団体優勝
    2011年:世界選手権(ギリシャ):海洋個人CWT3位
    2012年:世界選手権(フランス):海洋団体優勝
    2012年:VerticalBlue(バハマ):海洋個人CWT優勝
    2013年:世界選手権(ギリシャ):海洋個人CWT2位
    2014年:世界選手権(イタリア):海洋団体2位
    2014年:VerticalBlue(バハマ):海洋個人CWT優勝
    2015年:世界選手権(キプロス):海洋個人CWT優勝
    2016年:世界選手権(ギリシャ):海洋団体優勝
    2017年:世界選手権(ホンジュラス):海洋個人4位
    2018年:世界選手権(トルコ):海洋個人4位
    2019年:世界選手権(フランス):海洋個人CWT5位      
    2021年:Vertical Blue(バハマ):海洋個人CWT5位(自己新記録-100m)
    2021年:Freedom Depth Game(キプロス):海洋個人CWT優勝


■ORISブランドProfile
1904年、スイスのヘルシュタインで創業された機械式時計ブランド。社名は近隣の小川にちなんで名づけられ、来年2024年に創業120周年を迎える老舗メーカー。「Go Your Own Way(独自の流儀を貫く)」を企業理念に掲げており、実用的に意味のある高品質な製品を適切価格で提供することをモットーとする。

1938年にはパイロットが手袋をしたまま時間調整が行える大型リューズを採用した「ビッグクラウン」を開発、更に高い視認性を誇る日付表示機能「ポインターデイト」を搭載したものがロングセラーのシグニチャーモデルになる。1997年に側面ボタンで前後時間調整が可能な世界初の機構「ワールドタイマー」、2013年に月周期と潮差の両方を表示する世界初の機構「プロダイバーポインタームーン」、その他にも完全機械式の高度計を搭載したパイロットウォッチや水深計搭載のダイバーズウォッチ等、常に画期的な機能を開発し続ける。
1970年代のいわゆる「クオーツショック」により、機械式時計業界が大きな打撃を受け(ORISも同様に、社員900名から数10名に激減)、クオーツ式に軌道修正するメーカーもある中で、ORISは時代の流れに逆行して機械式に拘った。その甲斐有って1980年代には機械式が世界的に再評価されて復権し、ORISはスイス製機械式時計の復活劇の功労者とも評価される。

近年は「より良い世界への変革」を目指す企業方針の元で、環境保全活動や人道支援の為の製品を数多く発表して独自のブランドマーケティングを行っている。2021年には第三者機関Climate Partnerから「Climate Neutral=気候中立企業(CO2だけではなく、メタン・一酸化窒素等の全ての温室効果ガスを、排出量と吸収量でプラスマイナスゼロにする)」に認定されて、気候変動対策においてもスイス時計メーカー業界を先導。
・社名:ORIS SA
・URL:https://www.oris.ch/
・創業:1904年
・住所:Ribigasse1 CH-4434 Hölstein、Switzerland
・役員:CEO=Rolf Studer、Claudine Gertiser-Herzog
・事業:機械式時計の開発・製造・販売
・展開:世界各国で流通
    ドイツ、イギリス、フランス、オランダ、スペイン、シンガポール、マレーシア
    中国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、台湾、メキシコ
    日本に現地法人子会社


■ORISの海洋環境保全活動
ORISの哲学「Go Your Own Way(自分流儀を貫く)」の一環として、著名人を広告塔にするよりも社会貢献活動(社会活動団体との協働や寄付)によって支持・共感に繋げたいという企業姿勢を取ってきた。その延長で環境保全活動(保護事業・清掃活動・カーボンフットプリント・啓発活動・再生可能素材使用・CO2削減・再生エネルギー使用等)にも取り組む。特筆すべきは、2010年からダイバーズウォッチ「AQUIS」シリーズによる以下のコーズリレイテッド・マーケティング活動(時計の販売を通じて環境保護活動を支援)を継続している事である。ダイバーズウォッチは水中で使用されるものである事から、水に関する環境保全をテーマにした特別限定モデルを通して、SDGsや「サスティナビリティ」という言葉が一般的に多用される以前から自然環境に対する意識を喚起してきた。

~特別限定モデルによる海洋保全活動支援・啓発~
2010年:アクイス グレートバリアリーフ リミテッドエディション I(1000本限定)
    (オーストラリア・クィーンズ州沿岸でのサンゴ白化対策活動⦅AMCS⦆を支援)
2011年:ダイバーズ モルディブ リミテッドエディション(2000本限定)
    (モルディブでの絶滅危惧種マンタ保護活動⦅Blue Peace⦆を支援)
2012年:トゥバタハ リミテッドエディション(2000本限定)
    (フィリピンでのトゥバタハ岩礁海中公園・海洋生物保護活動⦅TMO⦆を支援)
2012年:キティウェイク リミテッドエディション(500本限定)
    (米国潜水艦救難船キティウェイクをケイマン諸島の人工岩礁とする活動⦅CITA⦆を支援)
2014年:レッド リミテッドエディション(2000本限定)
    (アフリカ・アラビアでの紅海・海洋生物保護活動⦅RSEC⦆を支援)
2016年:エル イエロ リミテッドエディション(2000本限定)
    (スペイン・エルイエロ島沖での海底火山研究活動⦅IEO⦆を支援)
2016年:グレートバリアリーフ リミテッドエディション II(2000本限定)
    (2010年発のモデルに続く第2弾)
2017年:スタッグホーン レストレーション リミテッドエディション(2000本限定)
    (米国・フロリダでのサンゴ礁保護活動⦅CRF⦆を支援)
2018年:ハンマーヘッド リミテッド(2000本限定)
    (メキシコでの絶滅危惧種シュモクザメ保護活動⦅Pelagios Kakunja⦆を支援)
2018年:ソース オブ ライフ リミテッドエディション(2343本限定)
    (欧州6ヵ国を横断するライン川の水源保全意識を啓発)
2018年:クリッパートン アイランド リミテッドエディション(2000本限定)
    (メキシコ沖・無人島クリッパートンの生態系保全活動⦅TCE⦆を支援)
2018年:リサイクルプラスチック製ストラップ
    (エネルギー50%減で製造可能な再生ポリマーをストラップに使用)
2019年:ブルーホエール リミテッドエディション(200本限定)
    (ドイツからのシロナガスクジラ保護活動⦅WDC⦆を支援)
2019年:グレートバリアリーフ リミテッドエディション III(2000本限定)
    (2010年に発表モデルに続く第3弾)
2019年:クリーン オーシャン リミテッドエディション(2000本限定)
    (海洋マイクロプラスチック廃棄物一掃活動⦅PGS⦆を支援)
2020年:レイクバイカル リミテッドエディション(1999本限定)
    (ロシア・シベリアの世界最深淡水湖バイカル湖保護活動⦅LBF⦆を支援)
2020年:カリスフォートリーフ リミテッドエディション(2000本限定)
    (米国・フロリダでのサンゴ礁保護活動⦅CRF⦆を支援)
2021年:ホエールシャーク リミテッドエディション(2016本限定)
    (オーストラリアでの絶滅危惧種ジンベイザメ保護活動⦅IUCN⦆を支援)
2021年:ダットワット リミテッドエディション(2009本限定)
(オランダ・ドイツ・デンマークのワッデン海岸線保護活動⦅CWSS⦆を支援)
2021年:ハンガン リミテッドエディション(2000本限定)
(韓国・漢江の河川汚染対策活動⦅KFEM⦆を支援)
2021年:アップサイクル(2サイズをレギュラー販売)
    (海洋プラスチック廃棄物をリサイクルして文字盤使用)
2022年:ニューヨークハーバー リミテッドエディション(2000本限定)
    (米国・ニューヨーク湾の牡蠣再生活動⦅Billion Oyster Project⦆を支援)

■オリスジャパン株式会社Profile
社名:ORIS JAPAN株式会社/https://www.oris.ch/jp
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-14 和光オリスビル
TEL:03-6260-6676
役員:代表取締役=田中麻美子
設立:2018年1月
事業:スイス製機械式時計「ORIS」ブランドの日本法人
   (ORISブランド時計の輸入販売)
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